ダイワのイカメタルリールおすすめ機種を用途別に比較|選び方も解説

夕暮れの船上でカウンター付きベイトリールとイカメタル用スッテを並べたイメージ

ダイワのイカメタルリールは、価格やブランド名だけでなく、船宿が指定するPEライン・水深・スッテ重量に合わせて選ぶことが大切です。予算を抑えるならLIGHT GAME X IC、機能と価格のバランスならLIGHT GAME RX IC、150番の軽さならLIGHT GAME IC、操作性を最優先するならTIERRA AIR ICが候補になります。

この記事では、ダイワのICカウンター付き手巻きリールを中心に、用途別のおすすめ機種と選び方を整理します。仕様表の価格はメーカー希望本体価格(税抜)で、販売価格や在庫は変動するため、購入前に公式ページと販売ページを確認してください。

ダイワのイカメタルリールは用途で選ぶ

イカメタルでは、仕掛けを同じ水深へ入れ直したり、アタリが出たレンジを再現したりするため、ICカウンター付きの手巻きリールが候補になります。ただし、カウンターが付いていればどの機種でも同じではありません。ラインの容量、1回転の巻き取り長さ、ハンドル、リールの重さが違うからです。

  • 予算を抑えて始めたい:LIGHT GAME X IC 150-DH
  • アルミ筐体や電池交換のしやすさを重視したい:LIGHT GAME RX IC 150-DH
  • 150番の軽さと標準的な操作性を重視したい:LIGHT GAME IC 150-DH
  • 細糸を使い、軽さを最優先したい:TIERRA AIR IC 100H
  • 他のオフショア釣りとの兼用も考えたい:26 TIERRA IC 150-DH

最初に決めるべきなのはリールのシリーズではなく、船宿の指定です。PE号数、水深、メタルスッテやオモリの重さを確認してから、条件を満たす機種の中で予算と操作性を比べます。

イカメタル用はICカウンター付き手巻きリールが基準

ICカウンターは、道糸を出した長さを数値で確認するための機能です。アタリが出た水深を覚えたり、船長の指示したレンジへ仕掛けを戻したりする場面で役立ちます。一方で、魚群探知機のように海中のイカの位置を直接測る機械ではありません。船長の指示や当日の潮の状況と組み合わせて使います。

カウンターを正しく使うには、実際に巻くPEラインで道糸入力を行う必要があります。ラインを巻き替えたときや高切れしたときは表示値と実際の糸長がずれる可能性があるため、機種の説明書に従って補正してください。カウンターの有無だけでなく、入力方法、補正機能、バックライト、電池交換方法まで確認すると購入後に迷いにくくなります。

また、イカメタル専用ロッドと組み合わせる場合は、リールシートに収まるサイズや持ち重りも確認します。100番が必ず正解、150番が必ず大きすぎるということはなく、必要なPEを必要な長さ巻けることが優先です。

ダイワのイカメタル向けリールを用途別に比較

下表は、各メーカー公式ページに掲載された代表的な右ハンドル・ダブルハンドル系の仕様を比較したものです。左ハンドルは同じシリーズに「L」が付くモデルが用意されている場合がありますが、販売ページで品番を確認してください。

ダイワのイカメタル向けICリール比較
機種 向いている人 自重 巻き取り長さ
(1回転)
標準PE糸巻量 メーカー希望
本体価格(税抜)
LIGHT GAME X IC
150-DH
予算を抑えて最初の1台を選びたい 230g 69cm 1号-400m
1.5号-250m
2号-200m
16,800円
LIGHT GAME RX IC
150-DH
アルミ筐体と電池交換のしやすさを重視したい 235g 72cm 1号-400m
1.5号-250m
2号-200m
24,600円
LIGHT GAME IC
150-DH
150番で軽さと標準的な機能を両立したい 215g 70cm 2号-200m
3号-130m
35,000円
TIERRA AIR IC
100H
細糸を使い、操作性を最優先したい 165g 66cm 0.6号-200m
0.8号-120m
1号-100m
49,900円
26 TIERRA IC
150-DH
他のオフショア釣りとの兼用も重視したい 235g 70cm 1号-400m
2号-200m
48,000円

軽い機種ほど操作時の負担を抑えやすい一方、糸巻量や対応する仕掛け条件が限られることがあります。表の数字だけで順位を決めず、使うラインを巻いた状態で必要な水深に届くかを確認してください。

予算を抑えて始めるならLIGHT GAME X IC

価格を抑えながらICカウンター付きのダブルハンドルを選びたいなら、LIGHT GAME X IC 150-DHが候補です。公式仕様は自重230g、ギア比6.3、巻き取り長さ69cm、最大ドラグ力5kg。PE1号を400m、1.5号を250m、2号を200m巻ける150番で、イカメタルを含む幅広いライトゲームへの対応が案内されています。

150-DHは100mmダブルハンドルとEVAノブを採用し、エコノマイザーH・Lも付属します。細いラインを巻くときにスプールの空間を調整しやすい点は、ラインの号数を変える人にも確認しやすいポイントです。電池交換はメーカー預かり対応と案内されているため、自分で電池を交換したい人はRX ICやLIGHT GAME ICなどと比べて選びます。

予算を抑えて、150番・ICカウンター・ダブルハンドルをまとめて用意したいなら、次の確認済み商品が候補です。

同じシリーズには150、150L、200などもあるため、商品ページでは「150-DH」と右巻き・左巻きの表記が一致しているか確認してください。販売ページの価格がメーカー希望本体価格より安い場合でも、型落ち・展示品・別番手が混ざっていないかを見てから注文します。

機能と価格のバランスならLIGHT GAME RX IC

LIGHT GAME RX IC 150-DHは、LIGHT GAME X ICと近い糸巻量を確保しながら、アルミ製HYPER ARMED HOUSINGを採用したシリーズです。公式仕様は自重235g、ギア比6.4、巻き取り長さ72cm、最大ドラグ力5kg。PE1号400m、1.5号250m、2号200mに対応し、イカメタルを含む複数のライトゲームが対象として案内されています。

150-DHは110mmダブルハンドル、EVAノブを備え、ICカウンターには10cm単位の水深表示、バックライト、船べりアラーム、道糸高切れ修正などがあります。電池はCR2032で、コインを使って自分で交換できる構造です。釣行先で電池交換が必要になる可能性まで考えるなら、LIGHT GAME X ICとの違いになります。

回収速度を優先するなら、同シリーズの150H・150HLは巻き取り長さ83cm、ギア比7.3のシングルハンドル仕様です。ただし、ハンドル形状と巻き上げ感が変わるため、細かい誘いを続けたいのか、仕掛けの回収を急ぎたいのかで選び分けます。

軽さと操作性を重視するならLIGHT GAME IC

150番のサイズ感を保ちながら軽さを重視したいなら、LIGHT GAME IC 150-DHを比較します。自重は215g、ギア比6.3、巻き取り長さ70cm、最大ドラグ力5kgです。110mmダブルハンドルとEVAノブを備え、公式ページではタチウオやタイラバなどとともにイカメタルへの対応が案内されています。

標準PE糸巻量は2号200m、3号130mです。LIGHT GAME X ICやRX ICの150番と比べて、公式仕様に記載された細いライン・長い糸巻量の選択肢が異なるため、PE1号を長く巻きたい場合は適合を思い込みで決めないでください。船宿指定がPE2号200m前後で、150番の軽さとIC機能を優先する場合に検討しやすいモデルです。

LIGHT GAME ICにも150、150L、200、200Lがあり、200番はPE2号320m、3号200mの仕様です。深い水深や太めのラインを使う場合は、同じシリーズ内で200番へ変更する余地もありますが、リール重量やロッドとのバランスも合わせて確認します。

とにかく軽さを優先するならTIERRA AIR IC

リールの軽さと細糸対応を最優先したい場合は、TIERRA AIR IC 100Hが候補です。自重165g、ギア比7.1、巻き取り長さ66cm、最大ドラグ力5kgで、標準PE糸巻量は0.6号200m、0.8号120m、1号100mです。ダイワ公式でもイカメタルやバチコンなどへの対応と、軽量性を生かした操作性が案内されています。

ZAION製フレームとサイドプレート、細糸PEを意識した糸ガミ軽減スプール、110mmアルミ製ダブルハンドルを採用しています。軽いスッテや細いPEを使い、ロッドとリールの持ち重りを抑えたい人には魅力がありますが、太いPEや長いラインが必要な船では容量不足になりやすい点に注意が必要です。

100Hはハイギアですが、スプール径が150番と異なるため、巻き取り長さは66cmです。「ギア比が高いから必ず回収が速い」とは限らないので、ハイギア・エクストラハイギアを比べるときも、1回転の巻き取り長さを確認してください。

他のオフショア釣りと兼用するなら26 TIERRA IC

イカメタルだけでなく、他のオフショア釣りにも使う前提なら、2026年5月発売の26 TIERRA IC 150-DHも比較対象になります。公式仕様は自重235g、ギア比6.3、巻き取り長さ70cm、最大ドラグ力5kg、PE1号400m・2号200m。130mmのダブルハンドルと最新ICカウンターを備え、メーカー希望本体価格は48,000円(税抜)です。

ただし、26 TIERRA ICはイカメタル専用機として紹介されているモデルではなく、オフショアの幅広い釣りを想定したリールです。イカメタルだけのために選ぶなら、価格と重量をLIGHT GAMEシリーズやTIERRA AIR ICと比べ、タチウオやライトジギングなどとの兼用をするかどうかで判断してください。船宿のPE号数と仕掛け重量に合うことが前提です。

番手・ギア比・ハンドルの選び方

150番か200番かはPE糸巻量で決める

150番はコンパクトさと操作性を確認しやすいサイズですが、同じ150番でもシリーズによって標準糸巻量が違います。深い水深、太めのPE、糸切れに備えた余裕が必要なら、200番も候補に入れます。

  • LIGHT GAME X IC 200:PE2号300m、3号200m、4号160m
  • LIGHT GAME RX IC 200:PE1.5号450m、2号300m、3号200m
  • LIGHT GAME IC 200:PE2号320m、3号200m

ただし、記載されている巻糸量は目安で、メーカー・アイテム・テンションによって変わります。船宿指定の長さに加えて高切れ分の余裕が必要かも確認し、リールのスペック表と実際に購入するラインの組み合わせで判断します。

ギア比ではなく巻き取り長さを比べる

ギア比はハンドル1回転に対するスプールの回転数ですが、実際に回収できる長さはスプール径や糸の巻かれ方でも変わります。たとえばLIGHT GAME X IC 150-DHは69cm、LIGHT GAME RX IC 150-DHは72cm、LIGHT GAME IC 150-DHは70cmです。回収と手返しを優先するなら巻き取り長さが大きい機種、仕掛けを動かしすぎず一定のリズムを重視するなら自分が操作しやすい長さを選びます。

ハイギアのRX IC 150Hは83cmですが、シングルハンドルです。数字だけでなく、誘いの途中でハンドルを止めやすいか、重さのある仕掛けを回収しやすいかを含めて選びます。

ダブルハンドルとシングルハンドルを選ぶ

ダブルハンドルは回転位置をつかみやすく、誘いと止めの動作を一定に続けたい場合に検討しやすい仕様です。シングルハンドルはノブの大きさやアーム長によって、巻き上げ時の握り方を変えやすいタイプです。どちらが絶対に優れているわけではないため、仕掛けの重さと普段の操作で決めます。

右巻き・左巻きは、ロッドをどちらの手で持つかと合わせます。左巻きは品番の末尾に「L」が付くことが多いものの、商品ページの「150L-DH」「150HL」などの表記を必ず確認してください。シリーズ間でハンドル仕様が同じとは限りません。

ICカウンターと海水使用後の確認事項

道糸入力は、購入後すぐに実際に使うPEラインで行います。LIGHT GAME X ICは500gのテンションでの入力が案内されていますが、入力方法や対応するプログラムは機種によって異なるため、各機種の説明書を優先してください。

  1. 船宿指定のPE号数と必要な長さを確認する
  2. 実際に巻いたラインの号数・長さでカウンターを入力する
  3. 高切れ、巻き替え、下巻き量の変更があれば表示を補正する
  4. 当日はカウンターだけでなく、船長の指示と周囲の状況を合わせて棚を判断する

電池交換の方法もシリーズごとに違います。LIGHT GAME RX IC、LIGHT GAME IC、TIERRA AIR ICは公式ページで自分で交換できる構造が案内されています。一方、LIGHT GAME X ICは防水性能を保つためメーカー預かり対応とされています。夜釣りでバックライトを使う場合は、予備電池の扱いと交換方法まで購入前に確認してください。

釣行後は、海水や汚れを機種の取扱説明書に従って落とし、十分に乾かして保管します。高圧の水を直接当てるなど、説明書にない洗浄方法は避けてください。ICカウンターや電池蓋に水が入らないよう、使用後の扱いも機種選びの一部です。

電動リールを選ぶケースは?

船宿が電動リールを指定している場合や、水深・仕掛け重量の条件から手巻きでの回収が合わない場合は、手巻きICリールの番手を大きくするだけで解決しないことがあります。電源や対応バッテリー、船の電源設備、指定ラインを確認し、電動リールのカテゴリーから選んでください。

手巻きで行うイカメタルなら、この記事で比較したように、まずPE糸巻量とICカウンターの入力方法を確認します。軽さだけ、ギア比だけで決めず、船の条件に合うモデルがない場合は無理に手巻きリールへ寄せないことが安全です。

購入前チェックリスト

候補を決めたら、次の順で販売ページとダイワ公式の仕様を照合します。

  1. 船宿のPE号数、水深、メタルスッテ・オモリ重量に対応している
  2. 必要なライン長を標準糸巻量で確保できる
  3. ギア比だけでなく、巻き取り長さが釣り方に合っている
  4. 150番・200番、右巻き・左巻き、ダブル・シングルハンドルが希望どおりである
  5. 道糸入力、糸切れ補正、バックライト、電池交換の方法を確認した
  6. メーカー希望本体価格と販売価格、在庫、型番、保証・修理案内を確認した

とくに商品名に「150」「150L」「150-DH」「150H-DH」などが並ぶ場合は、シリーズ名だけで判断しないでください。同じシリーズでも糸巻量、巻き取り長さ、ハンドル、重量が変わります。

まとめ

ダイワのイカメタルリールは、まず船宿のPE号数・水深・スッテ重量を確認し、その条件に合うICカウンター付きモデルを用途別に比較します。

  • 予算を抑えて始めるなら、LIGHT GAME X IC 150-DH
  • アルミ筐体や電池交換のしやすさを重視するなら、LIGHT GAME RX IC 150-DH
  • 150番の軽さと標準的な機能を重視するなら、LIGHT GAME IC 150-DH
  • 細糸と軽量性を最優先するなら、TIERRA AIR IC 100H
  • オフショア釣りとの兼用を重視するなら、26 TIERRA IC 150-DH

最終的には、番手名やギア比だけでなく、実際に使うPEの糸巻量、1回転の巻き取り長さ、ハンドル方向、カウンターの設定方法を確認して選びましょう。

より一般的な番手・ギア比・カウンターの考え方は、イカメタル用ベイトリールの基本的な選び方でも整理しています。ダイワ製品以外も含めて比較したい場合に参考にしてください。

仕様・価格は2026年8月時点で確認したダイワ公式製品情報を基にしています。購入前に、LIGHT GAME X IC公式ページLIGHT GAME RX IC公式ページLIGHT GAME IC公式ページTIERRA AIR IC公式ページ26 TIERRA IC公式ページで最新の仕様・価格・在庫をご確認ください。

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