ヒロとはなんの単位?ひとヒロとは何m?由来はどこからなのかも解説

ヒロとは、釣りにおいて仕掛けの長さを表す単位のこと。

両手を左右にいっぱい伸ばしたときの長さを1ヒロとしています。

ですが人によって長さが異なるため、一般的には約1.5メートルで統一されています。

ヒロの使い方

ヒロは、仕掛けの長さを調整する際に便利な単位です。

例えば、フカセ釣りでは、水深や潮流に合わせてオモリから針までの距離を変える必要があります。

この時、オモリから針までの距離を「何ヒロ」と言うことで、簡単に伝えることができます。

また、仕掛けの長さは魚種や季節によっても変わりますので、

グレは水温が低くなる冬場は水面近くまで上がってくるため、短めの仕掛け(2~3ヒロ)で釣ることが多いです。

逆に夏場は水温が高くなり水深が深くなるため、長めの仕掛け(4~5ヒロ)で釣ることが多いです。

という使い方もできますね。

ヒロの由来

ヒロという単位は古くから日本で使われてきたものです。

江戸時代には「広」と書かれ、「両手を広げた長さ」や「布地や紙などを広げた幅」を表す尺貫法の単位でした。

明治時代以降はメートル法に移行しましたが、「広」から「ひろ」と読み替えられ、「両手を広げた長さ」だけが残されました。

現在では釣り以外ではあまり使われませんが、「丈」と同じように日本独自の伝統的な単位として親しまれています。

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