釣りにおけるタナ(棚)とは?釣り方によるタナの取り方も解説します!

タナとは、釣りにおいて魚が泳いでいる水中の層を指す用語。

魚の種類や季節、時間帯、潮回りなどによってタナは変化します。

タナを正確に把握することで、魚に効率的にエサやルアーを認識させることができます。

タナの取り方

狙っているタナに合わせて仕掛けを調節することを「タナを取る」「タナ取り」と言います。

タナの取り方は釣り方や仕掛けによって異なりますが、一般的な方法としては以下のようなものがあります。

ウキ釣りの場合

ウキ釣りではウキ下の長さを調整してタナを設定します。

ウキ下とはウキからハリまでの距離のこと。

ウキ下を長くするほど深いタナを狙えますし、短くするほど浅いタナを狙えます。

底ギリギリまで仕掛けが沈むことを確認してから、少しずつウキ下を短くしていきます。

こうすることで、底から上層まで魚がいる可能性のあるタナを探ることができます。

カゴ釣りの場合

カゴ釣りではカゴ(オモリ)から針までの距離(ハリス)を調整してタナを設定します。

ハリスはカゴ(オモリ)までの道糸よりも軽くて細い糸で作られています。

カゴ(オモリ)が底に着くと仕掛けは水平になりますが、潮流や風などによって仕掛けが流されて動きます。

このとき、ハリスの長さや重さによって仕掛けが水中でどう動くか変わってきます。

一般的にはハリスは長めに設定します。

水の流れと仕掛けの動きを同調させることで、魚が警戒しにくくなるためです。

タナは魚種別にある程度決まっている

タナは季節や時間帯などでも変わってきますが、魚種ごとに大まかな目安があります。

狙いたい魚のタナを調べ、そのタナ前後を探ってみてください。

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