
シーバス用のランディングネットは、網の大きさだけでなく、釣り場の足場から水面まで届くシャフト長と、持ち運びやすさまで考えて選ぶことが大切です。堤防や沖堤のように水面が遠い場所では5m前後、さらに高さがある場所では6m級が候補になります。
結論からいうと、迷ったときは50〜60cmクラスのラバー系ネットと5m前後のシャフトを基準にすると選びやすくなります。低い護岸やランガンなら短く収納できるモデル、魚を受ける余裕を重視するなら深型・大きめの枠を選びましょう。
この記事では、公開時点で確認できる商品情報をもとに、セット品・深型・大型フレーム・折りたたみ式を比較します。価格や在庫、販売形態は変わるため、購入前はAmazon.co.jpの商品ページで現行仕様を確認してください。
シーバス用ランディングネットの選び方
1. 釣り場の高さに合うシャフト長を選ぶ
最初に確認したいのは、立ち位置から水面までの距離です。シャフトは表示の全長いっぱいまで伸ばして使うとは限らず、魚を寄せる位置や波の上下も考える必要があります。普段の堤防で使うなら5m前後を基準にし、沖堤や高い護岸など足場が高い場所では6m級も検討しましょう。
反対に、河川敷やボート、足元が低い護岸が中心なら、長すぎるシャフトは重さや取り回しの面で持て余すことがあります。釣行先が複数ある場合は、最も高い釣り場に合わせるのか、普段の移動しやすさを優先するのかを先に決めておくと失敗しにくくなります。
2. 枠は50〜60cm前後を基準にする
シーバスを受ける枠は、魚体を入れやすい幅と、狭い場所でも振りやすい大きさのバランスで選びます。50〜60cm前後の枠は、標準的なシーバス用として検討しやすいサイズです。大型の魚や波がある場所では、枠の幅だけでなくネットの深さにも余裕があると安心につながります。
一方で、枠が大きくなるほど水の抵抗や携帯時のかさばりは増えます。テトラ帯や狭い護岸を歩くなら、魚を入れられる範囲で少しコンパクトな枠を選ぶ方法もあります。
3. ルアーを使うならラバー系ネットを比較する
ラバーネットやラバーコーティングネットは、ナイロン系と比べてルアーフックが網に絡むトラブルを減らしやすく、洗いやすいのが特徴です。魚体への配慮を重視する場合にも候補になります。ただし、ラバー系でも網目や深さ、重量は商品ごとに異なるため、素材名だけで決めないようにしましょう。
網を水に入れたときの抵抗は、枠の大きさと素材、深さで変わります。大型枠や深型は魚を受けやすい反面、潮や波の中では動かしにくくなる場合があります。使う場所を想像しながら、受けやすさと操作性を比べるのがポイントです。
4. セット品か、枠とシャフトを別々に選ぶかを決める
初めてそろえるなら、シャフト・枠・ネットが一式になったセット品がわかりやすい選択肢です。部品の買い忘れや接続規格の組み合わせを減らせます。すでにシャフトやジョイントを持っているなら、枠とネットだけを選ぶほうが好みのサイズに合わせやすくなります。
別体式では、ネジ径やジョイントの有無が合うかを必ず確認してください。ネットだけを購入しても手持ちのシャフトに取り付けられないことがあります。
シーバス用ランディングネットおすすめ5選
ここでは、釣り場の高さ・魚を受ける余裕・携帯性が異なる5製品を選びました。ランキングの順位ではなく、向いている使い方が違う製品として比較しています。
おすすめ1|おり釣具 ラーカルシャフト カーボン ランディングネット セット
高い堤防で使える長さと、大きめの枠をまとめて確保したい人に向くセットです。確認時点の掲載仕様では6m級のシャフトに、約65×53cmのオーバル枠とラバーネットを組み合わせた構成で、足場の高い場所や大きめの魚を受けたい場面を想定しやすいモデルです。
仕舞寸法は約62cm、継数は11本とされており、長さのわりに収納時のサイズを抑えやすい点も特徴です。長いシャフトは水面までの距離に余裕を作りやすい反面、伸ばしたときの重量感や風の影響を受けやすくなります。自分の釣り場で6mが本当に必要かを確認してから選びましょう。
高い足場と大きめの枠を優先し、セットで一度にそろえたい人の候補です。
おすすめ2|SANLIKE タモ網 3点セット
シャフト・枠・ネットをまとめてそろえたい人には、5m級の3点セットが候補になります。掲載されている商品情報では、柄5mと枠を合わせた全長、約60×48cmの枠、9本継の仕様で、堤防や港湾など幅広い釣り場を想定しやすい構成です。
ラバーネットと折りたたみ式のアルミ枠を一式で用意できるため、部品を個別に探す手間を抑えられます。ただし、セット品はモデルやサイズの選択肢が複数ある場合があります。購入前に、シャフトの実長・仕舞寸法・枠の外寸・ネジ規格が選択したバリエーションと一致しているかを確認してください。
最初の一式を5m前後でそろえたい人に向く、標準的なセット候補です。
おすすめ3|プロックス ラバーランディングネット 19型 60cm PX70419DCRK
ネットの深さを重視して魚を受ける余裕を確保したい人に向く一体型です。メーカー公式仕様では、19型の枠に深さ60cmのクリアラバーネットを組み合わせ、全長126cm、仕舞寸法74.5cm、自重約700gとされています。フレーム外寸は約52.5×41cmです。
深いネットは魚が枠から出にくい方向に働きますが、網を水中で動かすときの抵抗は浅いネットより大きくなります。また、全長126cmの一体型なので、高い堤防から水面まで届かせる用途には別の長いシャフトが必要です。低い護岸やボート、足元まで魚を寄せやすい場所で使うかを基準に選びましょう。
ルアーの絡みを抑えやすいラバー素材と、深さ60cmを優先したい人の候補です。
おすすめ4|スミス ラバーネット 0719
大型魚対応サイズの枠と、比較的長めのハンドルを一体で使いたい人に適しています。メーカー公式仕様ではフレームサイズが385×540mm、ハンドル長が770mm、自重が460gです。大型魚のランディングにも対応するサイズとして案内されており、短い一体型ネットの中では魚を受ける枠に余裕があります。
長さは5〜6m級の玉の柄ではないため、足場の高い堤防よりも、水面が近い河川・ボート・低い護岸に向きます。ルアーを使う場合はラバーネットの扱いやすさが候補になる一方、枠とハンドルが大きいぶん、狭い場所での取り回しを現物サイズで確認しておくと安心です。
長いシャフトを必要としない場所で、大きめの魚を受けやすい一体型を選びたい人の候補です。
おすすめ5|エバーグリーン B-TRUEラバーランディングネット
ランガン時の携帯性と、折りたたみやすさを重視する人に向くコンパクトなネットです。メーカー公式仕様ではフレームサイズがW34×H42cm、ネットの深さが27cmで、ワンアクションで開閉できるフリップ機能を備えています。
この製品はB-TRUEスライドシャフト400との組み合わせが案内されているほか、一般的な規格の玉の柄に使える場合もあります。ただし、すべてのシャフトに適合するとは限らないため、手持ちのシャフトを使うならネジ規格とアタッチメントを先に確認してください。枠が小さめで深さも控えめなので、高い足場や大型シーバスを主目的にする場合は、長いシャフトと大きい枠の製品を優先します。
移動距離が長く、低い護岸で荷物をコンパクトにしたい人の候補です。
5製品を比較するときのチェックポイント
| 製品 | タイプ | 確認できる特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| おり釣具 ラーカルシャフト カーボン ランディングネット セット | 6m級セット | 約65×53cmの大きめ枠、仕舞約62cm | 高い堤防・大きめの枠を優先 |
| SANLIKE タモ網 3点セット | 5m級3点セット | 約60×48cmの枠、9本継 | 一式をまとめてそろえたい |
| プロックス ラバーランディングネット 19型 60cm PX70419DCRK | 深型一体式 | 網の深さ60cm、全長126cm | 低い足場で魚を受ける余裕を重視 |
| スミス ラバーネット 0719 | 大型枠の一体型 | 385×540mm、ハンドル770mm | 水面が近く、大きめの魚を受けたい |
| エバーグリーン B-TRUEラバーランディングネット | 折りたたみ式の枠 | 34×42cm、ネット深さ27cm | ランガン・低い護岸・携帯性重視 |
表の数字は製品情報に掲載された代表値です。同じシリーズでもサイズやネットカラーの違いで仕様が変わることがあるため、商品ページで選択中のバリエーションを確認してください。
使いやすさを左右する確認ポイント
シャフトを伸ばしたときの重さだけでなく、網の抵抗を見る
ランディング時は、シャフトの重量に加えて、網を水中へ入れたときの抵抗がかかります。深型や大きい枠は受けやすい一方で、波や流れの中では操作に力が必要です。高い場所で長く伸ばすなら、枠の大きさとシャフトの長さを別々に見るのではなく、組み合わせた状態を想像して選びましょう。
仕舞寸法と固定方法を確認する
車載するなら、仕舞寸法がロッドケースや車内に収まるかを確認します。ランガンなら、折りたたみ枠が歩行中に開かないロックやケース、ベルトの有無も使いやすさに影響します。別体式はジョイントを閉じたときの厚みや、シャフトに装着したまま運べるかも確認しておきましょう。
使い終わったら海水を残さない
海水で使ったランディングネットは、帰宅後に真水で塩分や砂を洗い流し、可動部や接続部を乾かします。ラバーネットは汚れを落としやすい反面、乾燥や保管方法は製品の案内に従う必要があります。洗浄できる場所と、乾かしてから収納できる時間も含めて運用を考えましょう。
ランディングネットの使い方で注意したいこと
ネットは魚をシャフトで持ち上げるための道具ではありません。魚を水面近くまで寄せ、頭側から網へ誘導し、魚が入ったら網を支点にして取り込みます。シャフトだけを強く曲げたり、魚が入った状態で長い距離を持ち上げたりすると、破損や落下につながるおそれがあります。
高い足場では、取り込み前に周囲の人や足元、ロープの位置を確認してください。釣り場の安全を確保できない場所では、無理に一人で取り込まず、必要な長さや補助者の有無を含めて計画することが大切です。
釣り場別に選ぶならどれ?
- 高い堤防・沖堤:6m級のセットを優先し、枠も50cm以上を目安にするなら「おり釣具 ラーカルシャフト」が候補です。
- 一般的な堤防・港湾:一式をまとめてそろえやすい5m級の「SANLIKE タモ網 3点セット」を基準に、実際の水面までの距離を確認します。
- 低い護岸・ボート:深さを重視するならPROX、枠の大きさと長めの一体型ハンドルを重視するならスミス0719が候補です。
- 河川やランガン:荷物を軽くしたいなら、折りたたみやすいB-TRUEを候補にし、別売りシャフトとの適合を確認します。
まとめ
シーバス用ランディングネットは、「おすすめランキング」だけでなく、水面までの距離・枠の大きさ・網の素材・収納性の順に自分の釣り場へ当てはめると選びやすくなります。
高い足場なら5〜6m級のセット、魚を受ける余裕なら深型や大きめの枠、移動のしやすさなら折りたたみ式が候補です。商品名や型番が同じシリーズでもサイズ違いがあるため、最後はAmazon.co.jpの商品ページで、現行の全長・仕舞寸法・枠寸法・網の深さ・セット内容を確認してから選びましょう。


















































