
セルテート SWの番手選びで迷ったら、先に狙う魚と使用するPEラインを決めるのが近道です。小〜中型青物やライトなソルトルアーなら4000〜5000番、中型青物やPE3号までを使う釣りなら6000番、大型青物やビッグゲームなら8000番以上を候補にします。
セルテート SWはサイズによって役割が大きく異なります。この記事では、24セルテート SWの4000・5000・6000と、26セルテート SWの8000〜20000を分けて、公式スペックを基準に選び方を整理します。
セルテート SWの番手選びを先に結論
最初に、番手の目安を一覧で確認しましょう。
- 4000番:PE2号・小〜中型青物を中心に、軽快な操作性を優先したいとき
- 5000番:PE2.5号までを基準に、ショアジギングやサーフなど幅広く使いたいとき
- 6000番:PE3号までを使い、中型青物や不意の大物への余裕を持たせたいとき
- 8000〜14000番:大型青物のジギング・キャスティングを視野に入れるとき
- 18000〜20000番:大型GT、マグロ、カジキなどビッグゲームを想定するとき
番手が大きいほど、太いラインや大きな負荷を想定したタックルになり、リールの重量や必要なロッドも変わります。大きい番手を選べば常に有利になるわけではないため、ロッドの適合ラインとルアー重量もセットで確認してください。
セルテート SWの特徴と24・26モデルの違い
セルテート SWは、海での使用を前提に設計されたソルトウォーター専用モデルです。24セルテート SWの4000〜6000では、アルミ製フルメタルモノコックボディ、エアドライブデザイン、マグシールドなどが採用されています。海水や潮の影響を受けやすい部位への対策として、ピニオン部やラインローラー部、ハンドル取り付け部の防水構造も確認できます。
一方、26セルテート SWの8000〜20000は、大型スピニングリール向けのパワードライブデザインを採用した別のサイズ帯です。大口径化したギア、パワードライブローター、クランクパワーベール、タフラインローラーシステムなど、大型魚とのファイトやジギング・キャスティングを意識した設計になっています。
したがって、24と26は単純な新旧比較ではなく、主な対象魚と必要なライン強度が異なるシリーズとして考えると選びやすくなります。
24セルテート SWの4000・5000・6000を比較
24セルテート SWの4000〜6000は、公式ページ上でPEラインの標準巻糸量が各番手に設定されています。各モデルの数字は、購入前にリール本体だけでなく、ロッドとラインの組み合わせを決める材料にしてください。
| 番手 | 主な機種 | 標準自重 | 標準巻糸量 | 最大ドラグ力 | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4000 | 4000-H / 4000-XH | 335g | PE2号-300m | 12kg | 小〜中型青物、ライトショアジギングなど |
| 5000 | 5000-P / 5000-H / 5000-XH | 345g | PE2.5号-300m | 15kg | PE2.5号までのショア・ライトオフショア |
| 6000 | 6000-P / 6000-H / 6000-XH | 375g | PE3号-300m | 15kg | 中型青物、不意の大物、PE3号までの釣り |
数値はDAIWA公式の製品スペックです。巻き取り長さはギア比によって異なり、4000番は90cmまたは98cm、5000番は82cm・96cm・104cm、6000番は86cm・101cm・110cmです。
4000番は操作性とラインのバランスで選ぶ
4000番は、公式の想定ラインがPE2号-300mで、24セルテート SWの中では比較的扱いやすいサイズです。ライトショアジギングや小〜中型青物を中心に、リールのサイズを抑えたい場合に候補になります。
ただし、ロッドが太いラインや重いルアーを前提としている場合、4000番だけを先に決めるとタックル全体のバランスが崩れます。PE号数とルアー重量を先に確認し、必要な糸巻き量が足りるかも見てください。
5000番は24モデルの中間サイズ
5000番はPE2.5号-300m、最大ドラグ力15kgという構成です。4000番よりラインの余裕を持たせながら、6000番ほどのサイズを必要としない釣りで比較しやすい番手です。ショアジギング、サーフ、ライトジギングなど複数の釣り方を1台で考える場合は、対象魚とロッドの適合範囲が合うかを確認します。
5000番にはP・H・XHがそろうため、番手だけでなくギア比も選択できます。回収速度と巻き上げの感覚のどちらを優先するかを決めてから機種を絞ると、選択肢を整理しやすくなります。
6000番はPE3号と中型青物を基準にする
6000番はPE3号-300m、最大ドラグ力15kg、標準自重375gです。DAIWAは24セルテート SWの6000番について、中型青物をメインに不意の大物にも対応し、3号以下のPEを想定したサイズとして説明しています。
大型ルアーや強い流れ、根ズレのリスクがある場所など、4000・5000番ではラインやロッド側が先に制限される釣りでは6000番を検討します。逆に、PE1号前後のライトゲームだけが目的なら、番手を大きくするよりも適合する小型リールとの比較が必要です。
P・H・XHのギア比は何を基準に選ぶか
24セルテート SWでは、4000番にHとXH、5000番と6000番にP・H・XHが用意されています。公式スペックのギア比は、Pが4.9、Hが5.7、XHが6.2です。
- P:5000・6000に設定。巻き取り速度より、一定の負荷で巻く釣りを優先したいときの候補
- H:標準的なギア比。速度と巻き上げのバランスを取りたいときに検討
- XH:巻き取り長さが長いハイギア。ルアー回収や速い展開を重視したいときの候補
同じ番手でも、ギア比によってハンドル1回転あたりの巻き取り長さが変わります。4000-Hは90cm、4000-XHは98cm、5000-P・H・XHは82cm・96cm・104cm、6000-P・H・XHは86cm・101cm・110cmです。速さだけでなく、使うルアーの操作とファイト時の負荷を想定して選んでください。
26セルテート SWの8000〜20000は大型魚向け
26セルテート SWの公式ラインアップは、8000-P・8000-H、10000-P・10000-H、14000-P・14000-XH、18000-H、20000-P・20000-Hの9機種です。
DAIWAの説明では、8000番はヒラマサ・ブリ・カンパチなどを狙う青物ジギング・キャスティングの定番サイズとされ、20000番まで大型GT、マグロ、カジキなどを想定したラインアップが用意されています。ここでは番手を大きくするほどよいと考えず、ターゲット、使用するPEライン、必要なキャスト距離、ジギングかキャスティングかを先に決めます。
- 8000〜10000番:大型青物のジギング・キャスティングで、必要なライン量とロッドに合わせる
- 14000番:より太いラインや大きなルアーを使う大型キャスティングを想定する
- 18000〜20000番:大型GTやマグロ、カジキなど、専用性の高いビッグゲームで検討する
8000番以上はリール単体の比較では決めにくい領域です。ロッドのバットパワー、PEラインの号数と長さ、リーダー、ルアー重量まで決めたうえで、公式の製品ページにある機種名と仕様を照合してください。
購入前に確認したい3つのポイント
1. ロッドの適合ラインとルアー重量
リールの番手を先に購入するのではなく、使うロッドの適合ラインとルアー重量を確認します。PE2号を中心にするロッドとPE3号を前提とするロッドでは、候補になる番手が変わります。
2. 必要な糸巻き量と釣り方
同じ魚を狙っても、ショアから遠投するのか、オフショアで深場を攻めるのかで必要なライン量は変わります。公式の標準巻糸量は目安なので、実際に使うPEの号数・長さと、下巻きを含む巻き方を購入前に確認してください。
3. 24・26、番手、ギア比を最後に照合
「セルテート SW」という名前だけで判断せず、24か26か、4000〜6000か8000〜20000か、P・H・XHのどれかまで確認します。商品ページでは型番、標準自重、標準巻糸量、最大ドラグ力を照合し、販売店側の表記とDAIWA公式の仕様が一致しているかを確認すると安心です。
海水で使った後の取り扱いや保管方法は、購入したモデルの取扱説明書を優先してください。マグシールドなどの機構があっても、使用環境やメンテナンス条件まで同じになるわけではありません。
まとめ:セルテート SWはPEラインと対象魚から番手を決める
セルテート SWの番手は、ブランドや価格だけでなく、狙う魚とPEラインで決めるのが基本です。24セルテート SWなら、4000番はPE2号を基準にした小〜中型青物、5000番はPE2.5号までの中間サイズ、6000番はPE3号までの中型青物や不意の大物を目安にできます。
大型青物のジギング・キャスティングやビッグゲームなら、26セルテート SWの8000〜20000番をロッドとラインに合わせて検討します。最後にP・H・XHのギア比を、巻き取り速度と負荷への対応のどちらを優先するかで選べば、自分の釣りに必要なモデルを絞り込みやすくなります。
公式情報・スペック
- DAIWA「セルテート SW 4000/5000/6000」:24モデルの機種別スペック
- DAIWA「CERTATE SW」特設サイト:24モデルの専用設計とサイズ別の考え方
- DAIWA「セルテート SW 8000/10000/14000/18000/20000」:26モデルのラインアップと大型魚向けの設計


