
シマノのルアーマチックをバス釣りに使えるのか、どの番手を選べばよいのか迷っていませんか。結論から言うと、ルアーマチックにはバス推奨モデルがあり、バス釣りに使えます。ただし、同じシリーズでもスピニングとベイト、長さ、硬さ、適合ルアーウェイトが違うため、釣り方に合わせた番手選びが必要です。
スピニングで最初の1本を選ぶなら、3〜10gに対応するS66Lを基準に考えると整理しやすくなります。近距離の扱いやすさを優先するならS60L、少し重いリグやルアーまで使うならS66MLが候補です。この記事では、公式のバス推奨モデルの仕様をもとに、番手とルアーの合わせ方を解説します。
ルアーマチックはバス釣りに使える?
ルアーマチックはバス釣りに使えます。シマノの現行「ルアーマチック(バス推奨モデル)」には、スピニングのS60L・S66L・S66MLと、ベイトのB58L・B66ML・B610Mが用意されています。バス向けとして設計されたラインナップなので、まずはこの6モデルから釣り方に合うものを選ぶのが基本です。
ルアーマチックには、バス推奨モデルのほかにトラウト推奨モデルやソルトルアー推奨モデルもあります。シリーズ名だけで判断せず、商品名に「バス」と入っているか、品番と適合ルアーウェイトが目的に合うかを確認しましょう。
品番の読み方も選択の手がかりになります。先頭の「S」はスピニング、「B」はベイトです。数字は長さを表し、たとえば「66」は6フィート6インチを意味します。最後の「L」「ML」「M」はロッドの硬さの目安で、一般に後ろへ進むほどパワーが上がります。実際に選ぶときは硬さの印象だけでなく、メーカーが示すルアーウェイトを優先してください。
バス推奨モデルの番手とスペック
現行のバス推奨モデルは、同じ長さでも硬さと適合ウェイトが異なります。メーカー公表値を並べると、次のようになります。
| 番手 | タイプ | 全長 | ルアーウェイト | ナイロン・フロロ |
|---|---|---|---|---|
| S60L | スピニング | 6’0″・1.83m | 3〜10g | 3〜6lb |
| S66L | スピニング | 6’6″・1.98m | 3〜10g | 3〜6lb |
| S66ML | スピニング | 6’6″・1.98m | 4〜12g | 4〜8lb |
| B58L | ベイト | 5’8″・1.73m | 3.5〜10g | 6〜12lb |
| B66ML | ベイト | 6’6″・1.98m | 5〜15g | 7〜14lb |
| B610M | ベイト | 6’10″・2.08m | 7〜21g | 8〜16lb |
長さが長くなるほど、一般には足場や遠投との相性を考えやすくなります。一方で、狭い場所での取り回しやキャストのしやすさは短いモデルが有利です。スペック表の数値を優先しつつ、自分がよく行く釣り場も選択基準に加えましょう。
スピニングで迷ったときの番手の選び方
S60Lは取り回しと軽快さを優先したい人向け
S60Lは6フィートで、3〜10gのルアーに対応するライトパワーのスピニングモデルです。岸際に障害物が多い場所や、ロッドを振るスペースが限られる小場所では、短さを生かして扱いやすい番手です。軽めのリグや小型プラグを中心に、近い距離へ正確に投げたい人が検討しやすいでしょう。
ただし、適合範囲の下限は3gです。1〜2g程度の非常に軽いリグを主役にするなら、バス推奨モデル以外も含めて、より軽量ルアーに対応したロッドを探す必要があります。
S66Lは最初の1本の基準にしやすい
S66Lは6フィート6インチ、3〜10g対応のスピニングモデルです。S60Lと同じルアーウェイトに対応しながら長さがあるため、近距離だけでなく、ある程度のキャスト距離も意識しやすい番手です。バス釣りを始める人が、ワームのリグや小型ハードルアーなどを幅広く試したいときの基準にしやすいでしょう。
購入候補を探すときは、S66Lという型番だけでなく、「23ルアーマチック」「バス推奨モデル」「スピニング」「3〜10g」の表記が一致しているかを確認してください。旧モデルや別カテゴリーのS66Lが混在することがあるため、商品ページの仕様表まで見ることが大切です。
3〜10gのスピニングロッドを基準に、バス釣り用の最初の1本を探すなら、次のモデルを仕様照合の候補にできます。
S66MLは少し重いルアーまで使いたい人向け
S66MLはS66Lと同じ6フィート6インチですが、適合ルアーウェイトは4〜12g、適合するナイロン・フロロラインは4〜8lbです。S66Lよりも重めのリグやルアーを使う場面を想定しやすく、ライトリグだけに用途を限定したくない人に向きます。
ただし、12gを超えるルアーを常用するためのモデルではありません。重さを上げたい場合は、ベイトモデルや別のパワー帯も含めて、投げたいルアーの総重量に合うロッドを選びましょう。
ベイトモデルはルアー重量と操作性で選ぶ
ベイトリールを使いたい場合は、B58L・B66ML・B610Mから選びます。スピニングロッドにベイトリールを付けることはできないため、リールの種類を先に決めて、対応するロッドを選んでください。
- B58L:5’8″・3.5〜10g。短さと軽めのルアーの扱いやすさを優先したいときの候補
- B66ML:6’6″・5〜15g。バス用ベイトで中間の範囲を作りたいときの候補
- B610M:6’10″・7〜21g。重めのルアーや長さによる操作範囲を意識したいときの候補
ベイトモデルは、ルアーを手返しよく投げたい、ロッド操作でルアーを動かしたい、やや重いルアーを使いたい、といった目的と相性があります。一方、ベイトリールはブレーキ設定やスプールの扱いに慣れが必要です。初めてのルアー釣りでキャストのしやすさを優先するなら、シマノも初心者にはスピニングタックルが扱いやすいと案内しています。
ルアーは適合ウェイトの範囲に合わせる
番手を決めたら、使いたいルアーの重さを確認します。メーカーの適合ルアーウェイトは、ルアー本体だけでなく、リグに使うシンカー、フック、スナップなどを組み合わせた状態の総重量として考えるのが安全です。
3〜10gを中心にするならS60L・S66L・B58L
3〜10gの範囲でワームのリグや小型プラグを試すなら、S60L・S66Lが候補です。ベイトで同じような重量帯を扱うならB58Lを検討できます。実際のルアー重量は製品ごとに違うため、「小型だから大丈夫」と決めつけず、パッケージの重量表示を確認してください。
4〜12gならS66MLを中心に考える
4〜12gの範囲を使うならS66MLが候補です。S66Lの上限を超えるルアーを投げたいときに、適合範囲を一段上げる考え方ができます。ただし、上限付近のルアーを繰り返し強くキャストするのではなく、ロッドの状態とキャスト方法に余裕を持たせてください。
5〜21gはベイトモデルの範囲を確認する
B66MLは5〜15g、B610Mは7〜21gに対応します。10gを超えるルアーやリグを中心にする場合は、スピニングのS66Lではなく、ベイトモデルを含めて検討します。21gを超えるルアー、ビッグベイト、強いカバーでの釣りを主目的にするなら、ルアーマチックのバス推奨モデルの範囲だけで決めず、より強い専用ロッドを探してください。
ルアーマチックが向かないバス釣りと注意点
ルアーマチックは入門用の選択肢として扱いやすい一方、すべてのバス釣りに対応する万能ロッドではありません。特に、適合ルアーウェイトを超える釣り、重いビッグベイトを遠投する釣り、強いカバーから魚を一気に引き離す釣りでは、ロッドのパワーと対応範囲を別に確認する必要があります。
また、商品名に「ルアーマチック」とだけ書かれていても、バス推奨・トラウト推奨・ソルトルアー推奨で仕様は変わります。購入前は、次の項目を商品ページとメーカー公式スペックで照合しましょう。
- バス推奨モデルかどうか
- スピニングかベイトか
- 長さと硬さが釣り場に合うか
- 使いたいルアーの総重量が適合範囲に入るか
- ラインの太さがロッドの適合範囲に収まるか
なお、実売価格や在庫は販売店や時期によって変わります。価格だけでなく、現行モデルの型番、2ピースかどうか、保証や返品条件まで確認してから購入してください。
まとめ:迷ったらS66Lを基準に選ぶ
ルアーマチックは、バス推奨モデルを選べばバス釣りに使えます。番手選びは、次のように整理すると迷いにくくなります。
- スピニングで最初の1本を探す:3〜10g対応のS66L
- 近距離や取り回しを優先する:S60L
- 少し重いルアーまで使う:4〜12g対応のS66ML
- ベイトで軽めに始める:B58L
- ベイトで5〜15gを中心にする:B66ML
- 7〜21gや長さを重視する:B610M
大切なのは、先に使いたいルアーの総重量とリールの種類を決め、その範囲に合う番手を選ぶことです。迷ったまま硬さや長さだけで決めず、メーカーの適合ウェイトを確認すれば、ルアーマチックをバス釣りの入門ロッドとして活用しやすくなります。




