
ぶりの塩焼きは、焼く前に塩を振って10〜15分置き、出てきた水分を拭き取ると臭みを抑えやすくなります。皮側を上にして予熱した魚焼きグリルで焼けば、表面は香ばしく、中はふっくら仕上げやすい料理です。
この記事では、2人分の材料と下処理から、魚焼きグリル・フライパンそれぞれの焼き方まで紹介します。焼き時間は切り身の厚さや機種の火力で変わるため、最後は身の状態を見て調整してください。
ぶりの塩焼きの材料(2人分)
- ぶりの切り身:2切れ
- 塩:切り身の両面に薄く振る分(2切れで小さじ1/3程度が目安)
- 酒:小さじ1(臭みが気になる場合のみ)
- 大根おろし、レモンなど:好みで
味付きや塩漬けのぶりを使う場合は、表示の味付けを優先し、塩を追加しすぎないようにします。塩の量は切り身の大きさや好みでも変わるため、表面にまんべんなく薄くのせるのが基本です。
焼く前に行う下処理
- ぶりの表面をキッチンペーパーで押さえ、水分を取ります。
- 両面に塩を振り、10〜15分置きます。
- 表面に出てきた水分を、再びキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
- 臭みが気になるときは酒を表面に薄くまぶし、数分置いてからもう一度水分を拭き取ります。
- 皮が縮んで身が反りそうな切り身は、皮目に浅い切れ目を1〜2本入れます。
下処理の後に表面を乾かしておくと、焼き網に置いたときに水分が出にくく、皮にも焼き色を付けやすくなります。酒を使った場合も、表面が濡れたままにならないように拭いてから焼き始めます。
魚焼きグリルでぶりの塩焼きを作る方法
- 魚焼きグリルを取扱説明書に従って予熱します。受け皿に水が必要な機種は、指定どおりに準備します。
- 焼き網に油を薄く塗り、ぶりを皮側が上になるように置きます。
- 中火を目安に、まず5〜7分焼きます。皮に焼き色が付き、身の厚い部分が白くなってきたら状態を確認します。
- 片面焼きグリルの場合は裏返し、さらに3〜4分を目安に焼きます。両面焼きの場合は、途中で裏返す必要があるか機種の説明書を確認してください。
- 厚い部分まで火が通ったら取り出し、器に盛ります。
焼き時間は切り身の厚さとグリルの火力で変わります。皮だけが早く濃く色づくときは火を少し弱めるか、焼き網の位置を調整します。身を押さえつけると汁が出やすくなるため、返すときもトングやフライ返しでそっと扱いましょう。
フライパンでぶりの塩焼きを作る方法
魚焼きグリルがない場合や後片付けを簡単にしたい場合は、フライパンでも焼けます。下処理で水分を拭き取っておくと、油はねと身のべたつきを抑えやすくなります。
- フライパンに油を薄くひき、弱めの中火で温めます。
- ぶりを皮側を下にして置き、4〜5分を目安に焼きます。皮が香ばしくなったら、焼き色を確認します。
- 裏返して3〜4分焼き、身の厚い部分まで火を通します。
- 厚い切り身は火を弱め、蓋をして1〜2分追加します。蓋を外して表面の水分を飛ばしてから盛り付けます。
フライパンの材質や切り身の厚さによって焼け方が違うため、時間だけで判断しないことが大切です。皮を香ばしくしたいときは最初に皮側を動かさずに焼き、焦げそうな場合は火を弱めます。
ぶりの塩焼きを失敗しにくくする3つのコツ
1. 塩を振った後の水分を拭く
塩を振って置くと表面に水分が出るため、そのまま焼かずにキッチンペーパーで拭き取ります。ここを省くと、臭みが残ったり、皮が香ばしくなりにくかったりします。
2. 強火で一気に焼かない
強火にすると皮だけが先に焦げ、身の中心に火が入る前に表面が硬くなりやすくなります。最初は中火から弱めの中火を目安にし、焼き色が濃くなりすぎるときは火を弱めます。
3. 厚い部分を見て焼き上がりを決める
切り身は厚さによって必要な加熱時間が変わります。最も厚い部分の身が半透明から白く変わり、中心まで火が通っていることを確認してから取り出してください。焼き上がった後も余熱が入るため、火を入れすぎないようにします。
ぶりの塩焼きについてよくある質問
塩を振るのは焼く直前でもよいですか?
焼く直前でも作れますが、臭みを抑えたいときは10〜15分前に振り、出てきた水分を拭いてから焼く方法が向いています。水分を拭いた後、味を見ながらごく少量の塩を足しても構いません。
冷凍のぶりはそのまま焼けますか?
中心まで火が通りにくくなるため、冷蔵庫で解凍してから表面の水分を拭いて焼くのがおすすめです。解凍後に水分が多く出た場合は、キッチンペーパーを替えて表面を乾かします。
グリルとフライパンはどちらが向いていますか?
皮を香ばしく仕上げたいなら魚焼きグリル、焼き網の掃除を避けたいならフライパンが使いやすい方法です。どちらでも、下処理で水分を拭き、強火にしすぎないことが共通のポイントです。
焼く前から酸っぱいにおいなどがある場合は?
下処理で取れる生魚特有のにおいとは異なる、酸っぱい・アンモニアのような異常なにおいがある場合は、無理に調理せず使用を控えてください。
まとめ:ぶりの塩焼きは水分を拭いてから中火で焼く
ぶりの塩焼きは、塩を振って10〜15分置き、出てきた水分を拭き取ってから焼くと、臭みを抑えやすくなります。魚焼きグリルでは皮側を上に、フライパンでは皮側を下にして焼き始め、切り身の厚い部分まで火が通ったかを確認しましょう。
味付きの切り身は塩を控え、グリルの受け皿や火力は機種の説明書を優先してください。大根おろしやレモンを添えれば、シンプルなぶりの塩焼きを食卓に出せます。


