釣りにおけるオフショアとは、船に乗って沖合で釣りをすることを指します。
対して、ショアとは、陸から海岸や岩場などで釣りをすることを指します。
オフショアとショアでは、釣り方やターゲット魚が異なります。
オフショアジギングとは
オフショアジギングとは、メタルジグなどの重いルアーを船から海中に沈めて、ロッドやリールで動かしながら巻き上げる釣り方。
水深が30mから100m以上の深場で行われることが多く、大型の青物や根魚などが狙えます。
使用するジグの重さは100gから200g以上になることもあります。
ショアジギングとは
ショアジギングとは、メタルジグなどの軽いルアーを陸から投げて、ロッドやリールで動かしながら巻き上げる釣り方です。
水深が10m以下の浅場で行われることが多く、小型から中型の青物や根魚などが狙えます。
使用するジグの重さは10gから50g程度になります。
オフショアジギングとショアジギングの違い
オフショアジギングとショアジギングでは、以下のような違いがあります。
- 船に乗るか陸から投げるか
- 水深や流れの強さ
- 狙う魚種やサイズ
- 使用するルアーやタックル
船に乗るか陸から投げるか
オフショアジギングでは船に乗って沖合で釣りをします。
そのため、移動範囲やポイント選択に自由度が高くなります。
また、波や風の影響も少なく安定して釣りを楽しめます。
デメリットとしては、料金を支払って船に乗ることが必要ですし、船酔いする人もいます。
一方、ショアジギングでは陸から海岸や岩場等で投げて釣りをします。
そのため、移動範囲やポイント選択に制限があります。
また、波や風の影響も大きく安全面も注意しなければなりません。
しかし、気軽に始めることができ、初心者でも楽しめます。
水深や流れの強さ
オフショアジギングでは水深が30m以上あったり流れが強かったりすることが多いです。
そのため、ルアーを沈めるのに時間がかかったり、巻き上げるのに力が必要になります。
その分、大型の魚や珍しい魚に出会える可能性も高くなります。
一方、ショアジギングでは水深が10m以下だったり流れが弱かったりすることが多いです。
そのため、ルアーを沈めるのに時間がかからず、巻き上げるのに力もそこまで必要ありませんが、あまり大物は釣れません。
しかし、小型から中型の魚でも楽しく釣れますし、のんびり景色を眺めながら釣りを楽しめます。
狙う魚種やサイズ
オフショアジギングでは大型の青物や根魚を狙うことができます。
例えば、カンパチやヒラマサやブリなどの回遊性の青物や、ハタやカサゴやメバルなどの根魚です。
これらの魚は体長50cm以上になることもありますし、100cm以上になることもあります。
一方、ショアジギングでは小型から中型の青物や根魚を狙います。
例えば、アジやサバなどの回遊性の青物や、メバルやカサゴやアイナメなどの根魚です。
これらの魚は体長20cmから40cm程度で、50cm以上になることは少ないです。
使用するルアーやタックル
オフショアジギングでは重いルアーやタックルを使用します。
例えば、メタルジグは100gから200g以上になることもありますし、ロッドは5ftから6ft程度で硬くて太いものを使います。
また、リールは高速巻きでドラグ力も強いものを使います。
一方、ショアジギングでは軽いルアーやタックルを使用します。
例えば、メタルジグは10gから50g程度になりますし、ロッドは8ftから10ft程度で柔らかくて細いものを使います。
また、リールは低速巻きでドラグ力も弱いものを使います。
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