五目釣りとは?意味や釣れる魚、ルアーやジグヘッドでの釣り方を解説!

五目釣りとは、主にサビキ仕掛けや、胴突(どうつき)仕掛けを使って、手軽に色々な魚を釣る方法です。

ターゲットを決めるのではなく何が釣れるかを楽しむ釣り方。

そのため、初心者でも簡単にアジやサバ、メバルやキスなど様々な魚を狙うことができます。

五目釣りで釣れる魚

五目釣りで釣れる魚は、季節や場所によっても変わりますが、一般的には以下のような種類があります。

  • アジ:小型から中型まで幅広く狙える人気の対象魚。サビキ仕掛けで狙える。
  • サバ:アジと同様に人気の高い魚。サビキ仕掛けで狙え、引きも強いので楽しめる。
  • キス:夏から秋にかけて浜辺に多く見られる魚。胴突き仕掛けやルアーで狙える。
  • メバル:一年中、岩場や堤防などに多く見られる根魚。胴突き仕掛けやルアーで狙える。

五目釣りの仕掛け

五目釣りでは、主に以下の二種類の仕掛けが使われます。

サビキ仕掛け

サビキ仕掛けとは、複数(5~10個)のハリとオモリ、コマセカゴが付いた仕掛け。

ラインは細く透明で、ハリには赤色や金色などカラフルな羽毛や魚の皮などが付いています。

これらを揺らして小魚に見せます。

この仕掛けは主にアジやサバなど群れて回遊する中層~上層性の魚を狙う時に使われます。

そのため水深が浅い場所(5m以下)ではあまり効果的ではありません。

またオモリが軽すぎると仕掛けが流されてしまい、重すぎると動かし辛く、アタリもわかりにくくなります。

なので、適度な重さ(10~30g程度)を選ぶことが大切です。

サビキ仕掛けの使い方は簡単。

オモリを水中に落としてから、ゆっくりと巻き上げるだけです。

途中で小刻みにロッドを振ったり、巻き速度を変えたりするとより効果的です。

魚が掛かったら、すぐにラインを巻き取って魚を釣り上げます。

胴突き仕掛け

胴突き仕掛けとは、一本のラインに複数(2~5個程度)のハリとオモリが付いた仕掛けです。

この仕掛けは主にイサキやキスなど底物や中層性の魚を狙う時に使われます。

そのため水深が深い場所(10m以上)や、テトラポッドの隙間などで、より効果的です。

オモリは水深や潮流に合わせて重さを調整することが大切。

胴突き仕掛けの使い方は少し難しいですが、基本的にはオモリを底まで落としてから、ゆっくりと巻き上げるだけです。

途中でロッドを上下に動かしたりするとより効果的ですが、ハリが周りに引っかかりやすいので注意。

魚が掛かったら、すぐにラインを巻き取って魚を釣り上げます。

五目釣りのコツ

五目釣りでは、以下のようなコツを覚えておくとより楽しめます。

季節や場所に合わせて仕掛けやタックルを変える

例えば春から秋にかけて沿岸部では胴突き仕掛けでキスやメバルを狙います。

夏の堤防ではサビキでアジやサバを狙ったり、胴突き仕掛けでカサゴやメバルを狙うと良いですね。

魚の反応や活性に合わせてサビキ仕掛けやルアーの動かし方を変える

例えば魚が活発な時はサビキ仕掛けやルアーを早く引いたり、大きく動かしたりし、

逆に魚の反応があまり良くない時はゆっくり引いたり、小さく動かしたりしてみましょう。

以上が五目釣りの基本的な知識とコツです。

五目釣りは色々な魚種や釣り方が楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。

五目釣りの注意点

五目釣りでは、以下のような注意点もあります。

  • 釣った魚はむやみな殺生は避け、食べきれない分はリリースする。
  • サイズや数の制限がある魚種は守る。
  • 釣り場のマナーを守り、他の人に迷惑をかけないようにする。
  • 岩場や堤防では足元が滑ったり波が来る危険があるので安全に注意する。

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