バイクで釣竿を背負うのは違反?リュック以外の積載・固定方法も!

機動性も高く、ランガンなどとの相性も良いバイク釣行。そんなバイクで釣りに向かう際、問題となるのがロッドの持ち運びです。2ピースのロッドでも結構かさばりますし、そもそも長物をバイクで運んで良いのか?という疑問も多いですね。

ということでこの記事では、バイクで釣りに行く時に釣竿を背負うのは違反なのか、またリュックで背負う以外の積載・固定方法について紹介します。

バイクで釣りに行くのは楽しいですが、釣竿の持ち運びには注意が必要です。法律や安全性を考慮しながら、快適なバイク釣行を楽しみましょう。

法律で定められている積載方法を守れば違反にはならない

まず、バイクで釣竿を背負うのは違反なのかについて。結論から言えば、法律で定められている積載方法を守れば違反にはなりません。

しかし、法律を無視して不適切な積載方法をとれば、交通違反や事故の原因になります。具体的には、道路交通法によると、バイクの積載物は以下の制限を守らなければなりません。

  • 積載物の長さは乗車装置または積載装置のプラス30cmまで
  • 積載物の幅は乗車装置または積載装置のプラス30cmまで
  • 積載物の高さは積載した時に地上から2mまで
  • 積載方法は乗車装置または積載装置の前後30cm、左右15cmを超えないこと

つまり、釣竿を背負う場合でもこれらの制限内に収めることができれば、法律的には問題ありません。しかし、これらの制限を超えたり不安定な状態で運ぶと、積載違反や荷崩れなどの危険性が高まります。そのため安全性も考えて、適切な積載方法を選ぶ必要があります。

バイクで釣竿を背負う時の注意点

次に、バイクで釣竿を背負う時の注意点について説明します。バイクで釣竿を背負う場合、一般的にはリュックやバッグなどに入れるのが簡単ですね。この方法は手軽で便利ですが、以下の点に注意しなければなりません。

  • 釣竿がリュックやバッグから飛び出さないようにしっかりと固定する
  • 釣竿がハンドルやブレーキと干渉しないようにする
  • 釣竿が風圧や振動で折れたり曲がったりしないようにする
  • 釣竿が他人や物に当たらないようにする

特に後ろから見た時に釣竿が左右に大きく張り出していると危険です。カーブや追い越し時に他の車両や歩行者と接触する可能性もあります。また、風圧や振動で釣竿が折れたり曲がったりすると、さらに危険ですね。そのため、釣竿の長さや形状も考えてリュックやバッグを選ぶことが重要です。

リュックで背負う以外の積載方法

バイクで釣竿を運ぶ方法として、リュックで背負う以外にもいくつかの方法があります。ここでは、代表的なものを紹介します。

  • バイクのフレームやシートなどに固定する
  • リアキャリアやサイドバッグなどに固定する
  • ロッドホルダーやロッドスタンドなどを取り付ける

これらの方法は、リュックで背負うよりも釣竿が安定して積載できるというメリットがあります。しかし、落ちたりしないように注意しなければならないのは同じですね。

特に、ロッドホルダーやロッドスタンドなどを取り付ける場合は、バイクに取り付けられるかを確認してから購入する必要があります。また、釣竿を固定する際は、傷つけないように柔らかい素材のものを一緒に使うのがおすすめです。

オススメの固定用ホルダー

最後に、バイクで釣竿を固定するためのオススメのホルダーを紹介します。市販されているものや自作できるものがありますが、ここでは代表的なものをピックアップします。

Amarine-made / ステンレス製 クランプオンロッドホルダー

Amarine-madeは様々なタイプの釣り用品を販売しています。販売しているロッドホルダーはステンレス製で錆びにくく、高級感もあるのでバイクに取り付けていても違和感がありません。

デザインで選ぶならこちらがおすすめですね。

エンデュランス (ENDURANCE) / バイク ロッドケースキット 

エンデュランスはバイク用カスタムパーツを販売しているメーカー。キャリアからスマホホルダーまで様々な製品を販売しています。

その中にはフィッシングロッドホルダーもあります。こちらはカブ用ですが、工夫次第で他の車種にも取り付けることは可能。ロッドケースごと積載できるのが便利ですね。

自作のロッドホルダー

市販のロッドホルダーではもの足りない場合は、自作のロッドホルダーを作るのもアリですね。自作する場合は、以下の点に注意しなければなりません。

  • バイクや釣竿に傷をつけないようにする
  • バイクの操作性や視界を妨げないようにする
  • 釣竿が落下しないようにする

自作のロッドホルダーの材料としては、ペン立てや傘立てを流用したり、パイプや金具、ベルトやゴムを組み合わせて作ることができます。

自作のロッドホルダーは、自分の好みや工夫を取り入れることができますが、安全性にも注意しましょう。

まとめ

この記事では、バイクで釣り竿を背負うのは違反なのか、またリュックで背負う以外の積載・固定方法について紹介しました。

バイクで釣りに行く場合は、法律や安全性を守りながら、釣竿の持ち運びに注意しましょう。市販のロッドホルダーや自作のロッドホルダーなどを利用すれば、快適なバイク釣行を楽しむことができます。ぜひ参考にしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました