2ピースロッドにラインを通したまま収納はNG!?パックロッドは?

釣りをするときに、ロッドにラインを通すのは必須の作業ですね。しかし、片付ける際に面倒だからとそのまま収納してしまうと、ラインやロッドに悪影響を及ぼすことがあります。

特に、2ピースロッドにラインを通したままにするのは、避けたほうが良いでしょう。では、なぜそうなのか、どうすれば良いのか、パックロッドはどうなのかについても解説していきます。

持ち運ぶたびにロッドにラインを通したり外したりするのが面倒

釣りに行くときや帰るときに、ロッドにラインを通したり外したりするのは、時間も手間もかかりますよね。また、ガイドにラインを通すときにラインが絡まったり、ガイドが傷ついたりすることもあります。

そうなると、釣りの楽しみが減ってしまいますよね。そこで、ラインを通したままにしておけば、次回の釣りでもすぐに使えると考える方もいるでしょう。しかし、それはあまりおすすめできません。

2ピースロッドに糸をつけたままだとラインブレイクの原因になる

2ピースロッドにラインを通したままにすると、ラインが曲がったり、ねじれたり、伸びたりすることがあります。その結果、ラインの強度が低下し、ラインブレイクの原因になることがあります。

特に、ナイロンラインやフロロカーボンラインは、極端に曲げると強度が落ちると言われています。またラインがねじれると、キャスト時にラインが絡まったり、ルアーのアクションが悪くなったりすることもあります。

さらに、ラインが伸びると感度が低下し、バイトを見逃したりフッキングが甘くなったりすることもあります。これらは釣果に大きく影響するので注意が必要です。

なにかの拍子にラインを引っ掛けて、穂先が折れる原因にも

2ピースロッドにラインを通したままにすると、ラインがどこかに引っ掛かる可能性もあります。例えば、車に積むときや家の中で移動するときなどです。

ラインが引っ掛かると、ロッドにも力がかかりますね。そのときにロッドが曲がっていたり、弱い部分に力が集中したりすると、ロッドが折れてしまうことがあります。

特に穂先は細くて弱いので注意が必要です。ロッドが折れてしまうと、修理や買い替えにお金や時間がかかりますし、気分も落ち込みますよね。

ロッドにラインを通したままにするときは、しっかり固定しよう

2ピースロッドにラインを通したままにするときは、ラインが曲がったり引っ掛かったりしないように、しっかりと固定しましょう。具体的には以下のような方法があります。

  • ロッドの継ぎ目同士、穂先と竿尻を固定する
  • ラインが緩まないように張っておく
  • ロッドの穂先をケースや袋に入れる
  • ロッドホルダーなどで、他のものと干渉しないように置いておく

これらの方法は、状態をできるだけ良く保つためのものですが、それでもトラブルを完全には防げません。できれば釣りの前後にはラインを外して、ロッドを分解して収納するのがベストです。

パックロッドでラインを通したままにするのは?

パックロッドとは、3ピース以上に分割できるロッドのことです。パックロッドは、仕舞寸法が短く、持ち運びやすいのが特徴。

パックロッドでもラインを通したままにすると、ラインが曲がったり伸びたりすることがあります。しかし、パックロッドの場合は、2ピースロッドよりもコンパクトに収納でき、専用の袋もついていることが多いです。

振り出し竿であれば、ラインがほとんど出ていない状態で収納することも可能ですね。

そのため、ラインのトラブルなどは2ピースロッドよりも少なくなります。ただし、パックロッドでも、トラブルが全くおきないというわけではないので注意が必要です。

パックロッドでラインを通したままにするときは、2ピースロッドと同様に、穂先やラインをしっかりと固定しましょう。また定期的にラインの状態をチェックし、必要に応じて交換しましょう。

まとめ

2ピースロッドにラインを通したままにするのは、ラインやロッドに悪影響を及ぼすことがあります。できれば、釣りの前後には、ラインを外して、ロッドを分解して収納するのがおすすめです。

パックロッドは、2ピースロッドよりもラインを通したままにするデメリットが少ないですが、それでも完全には防げません。パックロッドでもラインを通したままにするときは、ラインをしっかりと固定し、定期的にチェックしましょう。

ラインやロッドの状態を良く保つことで、釣りの楽しさや釣果にも繋がりますよ!

タイトルとURLをコピーしました