石鯛がまずい?個体差や見分けかた、レシピについても紹介します!

石鯛は、日本各地の海岸や岩礁に生息する高級魚です。

白身で歯ごたえがあり、刺身や煮付けなど様々な料理で楽しむことができます。

しかし、石鯛がまずいという意見もいくつか見受けられました。

それは、石鯛の大きさや、釣った時期、調理法によって食味が変わるからです。

この記事では、石鯛が美味しくないと言われる理由と、美味しく食べるためのコツを詳しく解説します。

また、おすすめのレシピもご紹介。

美味しく食べる方法を知れば、石鯛をもっと楽しめるようになりますよ!

石鯛がまずいと言われる理由は大きさ・季節・調理法・餌など

石鯛はとても美味しい高級魚です。

ただし、個体差や状況で味が変わるので、まずいと感じる人が多いのも事実。

どのような状況で味が変わるのか、早速チェックしていきましょう。

大きさによって味が変わる

石鯛は、大きくなるほど味が悪くなると言われています。

いわゆる大味になるというよりは、磯臭さなどが目立つ個体が増えますね。

一般的に一番美味しいと言われるのは、35㎝前後のもの。

40㎝以上の大型の石鯛は、身が固くなったり、臭みが出ていることがあります。

季節や旬によって味が変わる

また、季節によっても味が変わります。

釣りのターゲットとしての話ですが、石鯛は春から夏にかけての産卵期と、9~11月までの晩秋の頃がベストシーズン。

ただし、産卵直後は味が落ちるのでリリースする人も多いですね。

ですが晩秋のシーズンに釣れる石鯛は、身に脂が乗っていて旨みがあります

また、漁獲量が増える春から夏にかけての産卵期を旬としている地域もあります。

味が落ちている状態の石鯛を、旬の美味しい状態だとしてしまうのは残念ですね。

 調理法によって味が変わる

さらに、調理法によっても味が変わります。

例えば刺し身で食べるなら、釣れたての新鮮な状態のほうが美味しそうなイメージがありますね。

ですが石鯛の場合、新鮮すぎると身が硬いです。

切り身にしてから1日~数日間冷蔵庫で寝かせて熟成させることで、身が柔らかくなり食べやすくなりますよ。

初めて食べた石鯛が硬い刺し身だと、まずいと感じるかもしれませんね。

石鯛を美味しく食べるおすすめのレシピ

先ほど、刺し身について紹介しました。

刺し身にする場合は他にも美味しくするポイントがあります。

例えば、個体によって臭みが残っている場合もあるので、カツオのタタキの要領で軽く炙ると気にならなくなります。

また、石鯛で一番美味しいのは皮、という人が多いくらい皮が美味しいんです。

刺し身にしたときに皮を引いた場合は、皮を湯引きで食べましょう。

塩焼きやソテー、ムニエルなどにする場合も、皮は必ず付けたままで調理しましょう。

唐揚げも安定して美味しい調理法です。

石鯛の良さを引き出すために、下味は最小限で。

衣を小麦粉ではなく片栗粉にすれば、サクサクでモチモチの竜田揚げになりますよ!

石鯛を美味しく食べる方法を知れば、高級魚をもっと楽しめるようになります。

まとめ

人気の高級魚、石鯛について紹介してきました。

石鯛をまずい、と感じたなら何らかの原因があるはず。

もし違う条件で石鯛が釣れたら、ぜひ食べてみてください。

脂が乗った上品な白身を味わうと、病みつきになってしまうかもしれませんよ。

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