リールのスプールとは?深さの違いや釣り糸が滑らない結び方も解説!

釣りを始めたばかりの人にとって、リールのスプールという言葉は聞きなれないかもしれません。

しかし、スプールは釣りの楽しさや効率に大きく影響する重要な部品です。

この記事では、スプールの役割と選び方を釣り初心者にわかりやすく解説します。

スプールとは何か?

スプールとは、リールの糸を巻く部分のことです。

リールには大きく分けてベイトリールとスピニングリールがありますが、どちらもスプールがあります。

ただし、ベイトリールの場合は糸を引っ張ると回転する「回転式」で、スピニングリールの場合は糸を引っ張っても回転しない「固定式」です。

スプールは、糸を巻いたり出したりするだけでなく、糸の出方や絡み防止などにも関係しています。

そのため、スプールの形やサイズによって釣り方や魚種に合わせた最適なライン管理ができるようになっています。

スプールの形やサイズの種類

一般的に、スピニングリールのスプールは以下のような形やサイズがあります。

シャロースプール

シャロースプールとは、深さが浅いタイプのスプールです。

ラインを少量しか巻けませんが、その分ラインが絡みにくくなります。

また、ラインを出す時に抵抗が少ないため、飛距離が伸びます。

シャロースプールは主に細いライン(ナイロン0.6号以下やPE0.4号以下)を使う場合や小型魚を狙う場合に向いています。

ディープスプール

ディープスプールとは、深さが深いタイプのスプールです。

ラインを多量に巻けますが、その分ラインが絡みやすくなります。

また、ラインを出す時に抵抗が多いため、飛距離が落ちます。

ディープスプールは主に太いライン(ナイロン0.8号以上やPE0.6号以上)を使う場合や大型魚を狙う場合に向いています。

テーパード(円錐形)

テーパード(円錐形)とは、上部から下部へ向かって細くなるような形状のタイプールです。

ラインがスプールの上部に集まるようになっており、ラインの出方が安定します。

また、ラインが絡みにくくなります。

テーパード(円錐形)は主に中細いライン(ナイロン0.6号から0.8号やPE0.4号から0.6号)を使う場合や中型魚を狙う場合に向いています。

スプールの選び方のポイント

スプールの選び方は、釣り方や魚種に合わせて自分に合ったものを選ぶことが大切です。

以下のようなポイントを参考にしてください。

釣り方

釣り方によって、必要なライン量や飛距離が変わります。

例えば、ショアジギングやサーフで遠投する場合は、シャロースプールで飛距離を伸ばすことができます。

一方、オフショアジギングやタイラバで深場を攻める場合は、ディープスプールでライン量を確保することができます。

魚種

魚種によって、必要なライン強度や耐久性が変わります。

例えば、小型魚や草魚を狙う場合は、細いラインでシャロースプールを使うことで感度や操作性が向上します。

一方、大型魚や岩魚を狙う場合は、太いラインでディープスプールを使うことでパワーや耐久性が向上します。

予算

予算によって、スプールの素材や品質が変わります。

例えば、安いスプールはプラスチック製で重くなりやすく、高いスプールはアルミ製で軽くなりやすいです。

また、高いスプールは精度が高くバランスが良くなります。

予算に合わせて、コストパフォーマンスの高いスプールを選びましょう。

まとめ

この記事では、スプールの役割と選び方を釣り初心者にわかりやすく解説しました。

スプールはリールの糸を巻く部分で、釣り方や魚種に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

また、形やサイズによってライン管理や飛距離に影響することも覚えておきましょう。

自分に合ったスプールを見つけて、釣りの楽しさをさらに広げましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました