魚釣りでの外道とは、狙っている本命以外の魚のこと。
外道は、引きが弱い、美味しくない、毒魚であるなどの理由で嫌われます。
しかし、外道だからといってすべて捨ててしまうのはもったいないです。
外道にも美味しい魚や珍しい魚がたくさんいますよ。
外道の読み方は、「げどう」と読みます。
外道は食べられるかどうかは、種類によって異なります。
毒魚や寄生虫の多い魚は食べられませんが、それ以外の魚は調理方法によって美味しく食べられます。
例えば、スズメダイやアナハゼ、ヒイラギは唐揚げにするとおいしいですし、キュウセンベラは煮付けにすると美味しいです。
外道を回避する方法】
外道を回避する方法は主に以下の3つです。
- 釣り場やタイミングを選ぶ
- 仕掛けやエサを工夫する
- 釣り方やアクションを変える
釣り場やタイミングを選ぶというのは、本命の魚が多く、活性が高い場所や時間帯に合わせて釣りをするということです。
例えば、根魚を狙うなら潮止まり前後や満潮・干潮時などが良く、外道となるベラなどの魚は昼間より夜間の方が少なくなる傾向があります。
次に、仕掛けやエサを工夫するというのは、本命の魚に合ったサイズや形状・色・匂いなどの特徴を持つものにするということです。
例えば、カサゴなどの根魚を釣りたいなら、ハリを大きめにすることで、口の小さい外道のベラは釣れにくくなります。
また、仕掛け自体も本命に合った重さや長さ・動きなどに調整してみましょう。
最後の釣り方やアクションを変えるというのは、本命に合ったスピードやリズム・角度・深さなどで仕掛けを操作するということです。
外道が釣れてしまったら
外道を回避する方法を試しても、やはり釣れてしまうこともあります。
その場合は、外道を扱う方法について知っておくと良いでしょう。
外道を扱う方法は主に以下の2つです。
- 釣り上げたらすぐにリリースする
- 持ち帰って食べる
まず、釣り上げたらすぐにリリースするというのは、外道が生きているうちに傷つけないように針を外して海に戻すということです。
外道でも生き物なので、無益な殺生を避けることは、環境保護の観点から大切なことです 。
また、堤防などに放置しておくとカモメやカラスなどの鳥が集まってきて釣り場が汚れたりします。
毒や刺がある魚などは注意して扱わなければなりません。
また、外道でも美味しく調理できるものは無駄にせずに食べましょう。
外道と敬遠していた魚でも、意外な発見や楽しみもあります。
ただし、食用に適さない魚や毒がある魚などは避けましょう。
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