カゴ釣りと投げサビキは、どちらもコマセを入れるかごを付けた仕掛けを使うという点では似ている釣り方ですね。
ですが、仕掛けの構造や使い方、狙える魚種に大きな違いがあります。
このページでは、カゴ釣りと投げサビキの違いについて、仕掛けや釣れる魚をわかりやすく解説します。
カゴ釣りと投げサビキの仕掛けの違い
カゴ釣りと投げサビキの仕掛けを比べてみると、どちらもコマセを入れるカゴを使います。
一見似ているようにも思えますが、大きく違うところがあります。
それは釣り針の数と餌です。
カゴ釣りの仕掛け
カゴ釣りの仕掛けは、ウキとカゴとハリ1,2本を使ったシンプルなもの。
ウキは水深に合わせて調整できるように取り付け、コマセ用のカゴは、ウキ下に繋ぎます。
さらにカゴ下に長めに結んだハリスに、ハリを付けます。
ハリにはエサ(大きめのオキアミなど)を付けます。
投げサビキの仕掛け
投げサビキの仕掛けは、ハリがたくさん付いたサビキ仕掛けを使います。
サビキ仕掛けは市販されており、色や形状が異なるスキン(疑似餌)が付いたハリが5~6本連なっているものが多いですね。
サビキ仕掛けは一番下に必ずおもりをつけます。
コマセ用のカゴは一番上につけることが多いですが、重りと一体化したカゴをつける場合もあります。
カゴ釣りと投げサビキで釣れる魚種の違い
カゴ釣りと投げサビキでは、それぞれ異なる魚種を狙うことができます。
カゴ釣りで釣れる魚種
カゴ釣りでは大物狙いです。
エサ付きハリは1,2本しかありませんが、それは大型の魚を狙うため。
カゴ釣りで釣れる魚種は、大型のアジ、マダイ、サバなどです。
水深や季節によって狙う魚種を変えることができます。
投げサビキで釣れる魚種
投げサビキでは小魚狙いです。
ハリは5~6本あるものが多く、群れが回ってくると鈴なりで釣れることもあります。
投げサビキで釣れる魚種は、アジ、イワシ、サバ、カマスなどです。
水深や季節によって狙う魚種も変わってきます。
まとめ
カゴ釣りと投げサビキは、どちらもコマセを入れるかごを付けた仕掛けを使う点では似ていますが、仕掛けの構造や使い方、狙える魚種に大きな違いがあります。
カゴ釣りはエサ付きハリで大物を狙う方法。
ウキ釣りにコマセ用のカゴを付けた感じ。
投げサビキはスキン付きハリで小魚を狙う方法です。
自分の好みや目的に合わせて選んでみましょう。
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