23 ルアーマチックとは?特徴と番手の選び方をわかりやすく解説

海辺の岩場に置いた汎用的なスピニングロッドとルアー、長さ選びをイメージできる釣具の構成

シマノの「23 ルアーマチック」が気になっても、S70ULやS86MLなど番手が多く、どれを選べばよいか迷いやすいロッドです。結論からいえば、番手はブランド名だけで決めず、狙う魚・使うルアーの重さ・必要な飛距離の順に絞ると選びやすくなります。

アジやメバルなど軽いルアーが中心ならS70ULまたはS76UL、港で幅広く使うならS80L、エギングやシーバスで中量級のルアーを投げるならS76ML・S86ML・S90MLが候補です。遠投や重めのルアーを優先する場合はS96MからS100MHまでを検討します。

23ルアーマチックとは?

23ルアーマチックは、シマノがソルトルアー推奨モデルとして展開するルアーロッドです。公式製品ページでは、アジ・メバルのライトゲームから、ロックフィッシュ、シーバス、タチウオ、エギング、ショアジギングまで、釣り方に合わせたスピニングモデルが案内されています。

初めてソルトルアーを始める人が使い方を広げやすいシリーズですが、1本ですべての釣りを同じ快適さでこなすロッドではありません。0.8g前後の軽いルアーを扱う番手と、40gを超えるルアーを投げる番手では、長さも硬さも大きく異なります。自分の釣り場で使うルアー重量を先に決めることが大切です。

なお、本記事ではシマノ公式が「23ルアーマチック(ソルトルアー)」として掲載するラインナップを対象にしています。トラウト推奨モデル、バス推奨モデル、持ち運びを優先したルアーマチック MBとは、用途や番手が別です。

23ルアーマチックの特徴

ソルトルアーを始めやすい幅広いラインナップ

ソルトルアー推奨モデルは、柔らかいULからパワーのあるMHまで用意されています。ライトゲーム用の繊細な番手と、シーバスやエギング、ショアジギングを意識した番手が同じシリーズにそろっているため、釣り方を変えるときも選択肢を比較しやすい構成です。

ただし「万能」という言葉だけで選ぶと、実際に投げたいルアーと合わないことがあります。ロッドに表示された適合ルアーウェイトの範囲を確認し、ジグヘッド・ワーム・プラグ・メタルジグなど、普段使う仕掛けが範囲に収まる番手を選びましょう。

センターカット2ピースで保管と移動に対応

ソルトルアー推奨モデルはセンターカットの2ピースです。公式仕様では、S70ULの仕舞寸法は109.5cm、S86MLは133.2cm、S100MHは156.8cmです。車への積み込みや自宅での保管を考えるときは、全長だけでなく、分割したあとの仕舞寸法も確認しておくと安心です。

専用ケースが付属する点も、釣り場への移動や保管時に役立つ特徴です。ケースに入れて運ぶ場合でも、穂先に無理な力がかからないよう、使用後は水分や汚れを落としてから収納します。

Fuji Oリングガイドとアップロックのリールシート

公式ページではFuji Oリングガイドを採用し、リールシートはアップロックと案内されています。ガイドやリールシートの仕様は、ロッドを選ぶときに確認したい基本情報です。高価格帯の専用ロッドと同じ機能構成とは限らないため、価格だけで上位機種と同等と判断せず、用途と適合範囲を基準に選びます。

公式掲載の本体価格は番手で異なる

シマノ公式製品ページの本体価格は、ソルトルアー推奨モデルで8,600円から11,900円まで番手によって異なります。実際の販売価格や在庫は販売店や時期で変わるため、購入前には販売ページで最新情報を確認してください。

番手表記の読み方

「S86ML」のような表記は、ロッドのタイプ・長さ・硬さを順に表しています。各記号の意味を知ると、商品名を見ただけでも用途を比較しやすくなります。

  • S:スピニングリール用。ソルトルアー推奨モデルのラインナップはSから始まります。
  • 70、76、86など:長さ。70は7フィート、76は7フィート6インチ、86は8フィート6インチを表します。
  • UL、L、ML、M、MH:ロッドの硬さ。一般にULからMHへ進むほど、重いルアーや強い引きに対応しやすくなります。

たとえばS76ULは「スピニング用・7フィート6インチ・ウルトラライト」、S86MLは「スピニング用・8フィート6インチ・ミディアムライト」という意味です。同じMLでもS76MLとS90MLでは長さが違うため、操作性や飛距離の優先順位が変わります。

番手の選び方|対象魚とルアー重量で決める

以下は、シマノ公式の仕様表をもとにしたソルトルアー推奨モデルの整理です。自重や適合ラインは製品仕様の目安であり、実際の仕掛けはルアーの種類、潮流、足場、魚のサイズに合わせて調整してください。

番手 全長 自重 ルアーウェイト 主な選び方
S70UL 7’0″・2.13m 80g 0.8〜12g アジング・メバリングなど軽いルアー
S76UL 7’6″・2.29m 88g 0.8〜12g ライトゲームで長さも欲しいとき
S80L 8’0″・2.44m 108g 5〜24g 港のシーバス・ロックフィッシュなど
S76ML 7’6″・2.29m 112g 6〜32g 取り回しを重視したエギング・シーバス
S86ML 8’6″・2.59m 123g 6〜32g エギング・シーバスで飛距離も欲しいとき
S90ML 9’0″・2.74m 131g 6〜32g 長さを生かして広く探りたいとき
S96M 9’6″・2.90m 156g 8〜42g ショアジギングや遠投を重視
S90MH 9’0″・2.75m 211g 10〜52g 重いルアーとパワーを両立したいとき
S100MH 10’0″・3.05m 267g 10〜52g 長さと遠投性能を優先

アジング・メバリングならS70ULとS76UL

アジやメバルなど、軽いルアーを中心にライトゲームを始めるならS70ULとS76ULが基本候補です。どちらも公式の適合ルアーウェイトは0.8〜12gで、適合ラインはナイロン・フロロ2〜6lb、PE0.3〜0.8号です。

近い距離での操作性やコンパクトさを優先するなら7フィートのS70UL、同じULの軽さを保ちながら少し長さが欲しいなら7フィート6インチのS76ULが選びやすいでしょう。堤防の高さや足場、投げたい場所までの距離も判断材料になります。

港で幅広く使うならS80L

S80Lは8フィート、ルアーウェイト5〜24gのLパワーです。ULより重いルアーを扱いやすく、MLほどの強さを必要としない港の釣りで中間候補になります。シマノ公式でも、シーバスやロックフィッシュなどに適合するモデルとして案内されています。

軽量リグだけでなく、ある程度の重さがあるプラグやメタル系ルアーも使いたい人は、普段のルアーが5〜24gに収まるかを確認して選んでください。

エギングやシーバスならS76ML・S86ML・S90ML

S76ML、S86ML、S90MLはいずれもMLパワーで、公式のルアーウェイトは6〜32gです。違いの中心は長さです。狭い場所や足元の操作性を重視するならS76ML、飛距離と扱いやすさのバランスならS86ML、長さを生かして広く探るならS90MLが候補になります。

とくにS86MLは8フィート6インチで、エギングやシーバスなど中量級のソルトルアーを1本で始めたい人が比較しやすい番手です。商品名とASINを確認できた候補を、購入先を探すときの目安として紹介します。

エギングやシーバスを中心に、8フィート6インチと6〜32gの範囲を候補にするなら、次のモデルが比較対象になります。

遠投や重めのルアーならS96M〜S100MH

S96Mは9フィート6インチで、ルアーウェイト8〜42g。S90MHとS100MHは10〜52gに対応します。シマノ公式ではS96Mをショアジギングの遠投性能に優れたモデル、S90MHとS100MHをパワーと操作性または遠投性能に優れたモデルとして案内しています。

長いロッドほど常に扱いやすいわけではありません。足場が狭い、後ろに障害物がある、細かなルアー操作を多用する、といった状況では長さが負担になることがあります。遠投が必要な場所か、投げるルアーが重いかを確認してから選びましょう。

迷ったときの選び分け

番手を1本に絞れないときは、次の順番で条件を整理すると判断しやすくなります。

  1. ルアー重量を決める。よく使うルアーが0.8〜12gならUL、5〜24gならL、6〜32gならML、8〜42gならM、10〜52gならMHを軸にします。
  2. 釣り場までの距離を見る。足元や小場所で操作性を重視するなら短め、沖の潮目や広い範囲へ届けたいなら長めが候補です。
  3. 魚のサイズと障害物を考える。根やテトラの近くで魚を止めたい場合は、ライトな番手にこだわらず必要なパワーを確保します。
  4. 持ち運びとリールも確認する。仕舞寸法、リールのサイズ、ラインの太さが自分の釣行スタイルに合うかを購入前に確認します。

「とりあえず一番長い番手」や「硬いほど万能」という選び方は避けましょう。長さと硬さが上がるほど、軽いルアーの扱いやすさが同じように保たれるわけではありません。

購入前に確認したい注意点

  • 商品名に「ルアーマチック」が含まれていても、ソルトルアー推奨モデル、バス推奨モデル、トラウト推奨モデル、MBでは仕様が異なります。
  • 適合ルアーウェイトはメーカー仕様です。ルアー本体だけでなく、使用する仕掛け全体の重さが範囲内に収まるか確認してください。
  • 価格、在庫、販売ページのセット内容は変わる場合があります。購入時点の販売店情報と、シマノ公式の仕様を照合しましょう。
  • ロッドの性能を活かすには、対応するリール・ライン・リーダーを組み合わせ、釣り場の安全にも配慮してください。

まとめ

23ルアーマチックは、ソルトショアの入門から幅広いルアーゲームまで検討しやすいシマノの2ピースロッドです。特徴は、ULからMHまでの番手展開、適合ルアー重量の幅、Fuji Oリングガイド、専用ケースなどにあります。

番手選びは、まず使うルアー重量を基準にし、次に釣り場までの距離と必要なパワーで長さ・硬さを調整します。アジ・メバルならS70UL/S76UL、港の幅広い釣りならS80L、エギングやシーバスならS76ML/S86ML/S90ML、遠投や重いルアーならS96M〜S100MHが目安です。

詳しい仕様や最新の価格は、購入前にシマノ公式のルアーマチック製品ページシマノカスタマーセンターの製品一覧で確認してください。

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